6月9日、私たち新浦安教会は「感謝と祈りの40年」として、この地での集会が始まって40年の月日が与えられたことを感謝する時を持ちました。ちょうど40年前となります1979年、新浦安教会が建っている場所のすぐ近くで小さな集会が始まりました。会場は教会員の福田泰子さんと松本典子さんの家です。私たちの母教会、船橋高根教会の牧師であった小池正良先生による聖書の学びと祈りの会でした。

ご存じの通り、新浦安は東京湾の埋め立て地です。もともと海だった場所が東京ディズニーランドや住宅地建設のために埋め立てられました。教会の目の前を走る京葉線も、当時はありませんでした。東京ディズニーランドが開業したのはその後の1983年、京葉線の新木場-蘇我間が開業したのが1988年、東京までつながったのは1990年です。

40という数字は、実は聖書の中に何度も登場します。たとえば預言者のモーセがイスラエルの人々を率いてシナイ半島を旅したのも40年間でした。ひとの人生のうちの40年…。思えば長い、あるいは(考え方によっては)短い時間かもしれません。神がすべてを治めている、そのような歴史の中に私たちが生かされていることを、クリスチャンたちは思っているのです。