9月9日、カンボジア・プノンペンで短期宣教師として働いている小野田牧恵さん(三重県・上野緑が丘教会)が、私たち新浦安教会での報告会のため駆けつけてくださいました。現地の貧しい家庭の子どもたちも学ぶことができる「ホザナスクール」は、おもに韓国の長老教会が支えるミッションスクールです。小野田さんはその場所を訪ねる「ミッショントリップ」に2013年に初参加し、翌年もカンボジアへ行きました。半年前からは現地に住んで、英語を教える奉仕を続けています。約400人の生徒たちを相手に、日々悩みながら!そして元気に!奮闘する小野田牧恵さんの報告を聞くことができました。

天真爛漫(てんしんらんまん)な子どもたちの写真がたくさんありましたが、カンボジアという国自体はポル・ポト政権時代の大きな負の遺産を背負い続けています。賄賂が当たり前の警察や、交通事故などは頻繁に起こっているようです。一方で経済定的には急成長が続くカンボジア。そんな中で力を尽くしているホザナスクールとジョン校長、先生方の働きを主イエスは喜び、祝福を下さっています。

9日はミッショントリップのリーダーである当教会の芦田高之牧師や、近隣の各教会からこれまでのミッショントリップ経験者が集まり、牧恵さんの話に聴き入りました。もちろん新浦安教会の会員も多数参加し、分かち合いの時を楽しみました。

牧恵さんはホザナスクールで働いていますが、学校やミッションからの報酬はありません。むしろ宿泊費や食費は自分で支払っているといいます。今後、この働きを続けていくことができるかどうか。あるいは続けるためには何が必要か。そのようなことを考える機会になったと思います。(あ)